真の日本精神は世界を変える>歩み> 「真の日本精神」を伝える運動の歩み

 太陽が地平線上にその姿を現すと、夜の闇は去り、新しい朝が始まります。今、この世界にこうした夜明けにも似た大変化が訪れています。私たちは、真の日本精神は、この大転換期を導く新時代の指導理法であることをお伝えしています。
 次に、戦前、戦後、そして今後にわたり、大塚総裁と「真の日本精神」を伝える運動の歩みをご紹介します。


 戦前〜戦争回避の建白書 
 戦後〜世界の危機を救った啓発活動 
 今後〜昼の時代を導く指導理法 

 「人類は物質科学時代から精神科学時代へと転換する。世界の中心は西洋から東洋・アジアに移り変わる」ーー大塚先生は、半世紀以上も前からそう説いていました。
 人類が第2次世界大戦に向かいつつあった時代、大塚先生は我が国の軍部の無謀な動きに警告し、戦争に断固反対しました。
 当時、ヒトラーは、世界制覇の野望に燃えて、「日独伊三国軍事同盟」の締結を画策していました。先生は、ヒトラーの野望を見抜き、その危険性を知らせようと、日本の指導層にあてた建白書を書き始めました。

 「……もし三国同盟を締結すれば、英米は東洋の権益を護ろうとして、大部分の兵力を日本に向け、独は負担を軽減し、日本は圧迫される。英米の援蒋政策は強化されるため、日本は経済的不利と、支那事変解決が困難になる一面、その間隙をねらうソ連が、日満に進出してくる好機を与えることになる。そのとき独は、ソ連に対しなんら圧迫を加えないと、独ソ不可侵条約に明記している。しかも一方では、日本をその渦中に誘い込もうとして、軍事同盟の締結を迫り、また英国に対しては講和をはかり、英ソ間に摩擦を起こさせ、さらに最後にソ連をも、その渦に巻きこませようとする。これがドイツの陰謀であるのは明らかである……」

 建白書は『大日本精神』と題され、昭和14年9月より、毎回約千部、閣僚、政府要人、参謀本部、軍令部、大政翼賛会などの指導層へ送られました。当時の言論弾圧は苛烈を極め、軍部批判は、逮捕・投獄の危険を意味しました。しかし、大塚先生はまったくひるむところがありませんでした。
 先生は、日本の進路を正すべく、「厳正中立」「戦争回避」「不戦必勝」の具体策を提示しました。しかし、当時の指導層は、時勢に流され、建言を受け入れようとしませんでした。
 昭和15年9月、「日独伊三国同盟」は締結されました。日本は、自ら招いた運命の糸にひきずられ、英米を敵に回さなければならなくなりました。そして遂に、昭和16年12月8日、大東亜戦争の火蓋が切られました。国民は緒戦の勝利に酔いしれていました。しかし、大塚先生は、このまま突き進めば、日本は建国以来ない大敗を喫すると警告しつづけました。
 建白書の中には、こんな予言の言葉があります。

 「万一、わが説に反して無謀な進出を試みる時は、開国以来前例を見ないほどの大敗を招き、大都市は空襲によって焦土と化すであろう……」。

 建白書の送付は、敗戦まで続けられました。世界情勢は、先生の予言のとおりに推移しました。ムッソリーニに続いて、ヒトラーは惨めな最期をとげました。日本の敗色は日々濃厚になり、広島、長崎に原子爆弾が投下され、ソ連が参戦し、かつてない敗戦へ。大塚先生が警告したとおりの結果でした。
 この間、大塚先生は言論統制の厳しい中で、政府・軍部の誤りを強く指摘した文書を送りつづけましたが、逮捕・投獄されることは一切ありませんでした。それは、先生の説くことが正論であり、警告したとおりの結果が現れたからです。
 日本が無謀な戦争を行い、敗戦を招いたのは、日本精神が悪いからではありません。真の日本精神は、共存共栄の大和の精神です。大塚先生が説くように、戦前の指導層は、独伊のファシズムに惑わされて、本来の日本精神を失って暴走したのです。
 戦後、大塚先生は、日本が再びこうした過ちを犯さないよう、真の世界平和の道を示してきました。それが、「真の日本精神」を伝える運動です。

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