真の日本精神は世界を変える>家族>家族はひとつ

 家庭は、社会の基礎です。親は子供を愛情をもって育て、子供は親を大切にするのが人間本来の姿です。また、男女・夫婦は互いに長所を認め、短所を補い合うところに、調和のある家庭が築かれます。
 日本人が大切にしてきた親子一体・夫婦一体・家族一体の生き方によって、明るい社会、平和な世界を実現できます。



 子供を愛し、親は大切に 
 夫婦の和が幸福のもと 
 先祖から続く生命 

 日本の家庭においては、「親子一体の観念が、家族主義の美風を生んで、それが日本の成り立ちの根幹をなしている」と大塚寛一総裁は述べています。この親子一体をなすあり方が、親は愛情をもって子供を育て、子供は親を大切にする生き方です。親の愛について、大塚総裁は次のように述べています。

 「親の恩は空気に等しく、常に満ち足りて、子供が眠ってふとんから飛び出しても、ちょっと顔色が悪くても、何があっても常に自分の身以上に案じ守ってくれている。その愛し尽くされているがゆえに慢性となってその愛の価値を感じなくなってしまう」

 まことに、子を思う親の愛は大きなものであり、「親の恩は山よりも高く、海よりも深し」という言葉は、それを言い表したものです。
 そこで自分を育んでくれた親に感謝し、親を敬い大切にすることは、人間として非常に重要なことなのです。大塚総裁は、次のように説いています。

 「親が子供を愛し、子供を育てるということなら、どんな動物でもやっている。人間が動物より優れているのは、子供が親を大切にして老後を守るところにある。
 そのすぐれたものを放棄して、親は親、子は子の考えを安易に模倣することは、日本人としての人道から外れたことなのだ。
 もともと西洋は物質文化に特徴を持ち、神を見失い、人間の知恵によって生きてゆく傾向が強いから、やがては利己主義に陥って対立、摩擦を生み出すのだが、日本人までがそれにかぶれて神を冒涜するような歪んだ生き方をしていることは、まことに恥ずかしいことである」

 親に恩を感じ、これに報いる行いを、孝といいます。親孝行ともいいます。孔子・孟子など東洋の聖賢の説く道徳では「孝は徳の始め」「親孝行は、万行の基」といわれてきました。そして、親に対する孝は、人間の人間たる道徳の基本ともされてきたのです。
 日本精神とは、親子一体の生き方であり、人間の人間たるゆえんが表れた精神ですから、民族・国境・時代を超えて踏み行うべき道です。私たちには、この道に基づいた家庭を築き、それによって健全な社会を作り、この道を世界に伝えて、平和な地球を築く役割があるといえましょう。

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